仕事ができる人の考え方を身に付ける具体的な方法は?
仕事ができる人の考え方を身に付けるためには、意識して自ら日々トレーニングするしかありません。具体的には、以下2つの日々実践です。まずは、空間軸で物事を俯瞰して捉えることを習慣化するため、自身や周囲を上から見下ろしてみたり、空から鳥の眼で眺めるイメージを持ってみてください。目を閉じて、自身の身体から意識が上に抜け出すようなイメージですね。自分の視界から外れていたものや、陰に隠れていたものが段々と見えるようになる感覚です。
眼前の自分の仕事のみならず、部局内における自身の位置付け、全社における自分の部局の位置付け、業界における自社の位置付けなど、物事の全体像を徐々に意識し、把握できるようになってきます。そうなれば、同時並行で生じる様々な事象を気付き、理解できるようになりますし、先手を打って能動的、効果的なアクションを起こせるようになってくるのですね。また、相手の行動の真の意図も掴めるようになってくるでしょう。
次に、時間軸で物事を捉えることも習慣化します。「これをすると先々どうなるのか?」「そもそもなぜこれは起きたのか?」現在だけでなく未来・過去との繋がりを常に意識して考える(感じる)クセを付けましょう。過去・現在・未来へと物事の流れがイメージできるようになり、現在の行動がこの先どのように自身や組織に影響してくるのか、徐々に描けるようになってきます。場合によっては、過去の清算すべき物事が見えてくることもあるのですね。
仕事ができる人になるには?PDCAの応用が有効な理由

仕事ができる人とできない人にはどんな違いがあるのでしょうか?得意・不得意やスキルの有無以外に、秘密があるのかもしれません。今回は、品質管理システム等などビジネスシーンで活用されているPDCAサイクルを応用することで、仕事ができる人になれるポイントを見ていきます。