これらは、世間の人が「良い」と太鼓判を押すものを選んでいるケースなので、世間に思考を預けていることになります。
このような場合、たくさんの人が評価しているので、「まずい」「つまらない」というように大きく外すケースは少なくなります。
これらは無意識のうちに世間信託しているケースですが、
このような場合、たくさんの人が評価しているので、「まずい」「つまらない」というように大きく外すケースは少なくなります。
これらは無意識のうちに世間信託しているケースですが、
世間信託を意識して行うようにすると、思考信託と同じように、新しい自分を発見したり、最速で結果を出したりすることができます。
たとえば、あなたが「ビールがきらいだ」と思っているとしましょう。
アレルギーがあったり、体質的に受けつけないというケースは別ですが、単純に「おいしくない」と思い込んでいるのであれば、それを一度、疑ってみるとよいでしょう。
なぜなら、大多数の人が「ビールはおいしい」と好んで飲み、大量のビールが世界中で消費されているのですから。
アレルギーがあったり、体質的に受けつけないというケースは別ですが、単純に「おいしくない」と思い込んでいるのであれば、それを一度、疑ってみるとよいでしょう。
なぜなら、大多数の人が「ビールはおいしい」と好んで飲み、大量のビールが世界中で消費されているのですから。
僕も昔は「ビールは苦くてまずいもの」と思っていましたが、いまではビールをおいしくいただけるようになりました。いまになって振り返ってみると、大多数の人がおいしいと言っているものをおいしくないと感じる自分の味覚がおかしかった、と思っています。
このような例は、食べ物だけではなく、スポーツ、乗り物、趣味などにもいえることだと思います。
繰り返しになりますが、僕はワインやビールなどのお酒を「おいしくないもの」と決めつけていました。しかし、「ワインなんておいしいわけがない」と自分の心にブロックをかける前に、 一度、世間に流されてみるのが大切だ、ということに気づかされました。
繰り返しになりますが、僕はワインやビールなどのお酒を「おいしくないもの」と決めつけていました。しかし、「ワインなんておいしいわけがない」と自分の心にブロックをかける前に、 一度、世間に流されてみるのが大切だ、ということに気づかされました。
「我」をつくるのは、流されて体験したあとでも遅くはありません。
「世間」を見極める日も大切
ただし、世間信託の場合は、その「世間」が本物かどうかを見極めることも必要です。
たとえば、私も失敗した経験があるのですが、ガイドブックに載っている「おすすめのレストラン」などは、レストランにそれほどくわしくない人が記事を書いているケースや、お店側が広告費を払う″宣伝本〃になっているケースがあり、がつかりしてしまうことがあります。
へたをすると、そのレストランで食事をしたことがない人が書いているケースもあるかもしれません。
このような場合の「世間」は本物ではないので、それを信じても良い結果にはたどりつけないのです。
へたをすると、そのレストランで食事をしたことがない人が書いているケースもあるかもしれません。
このような場合の「世間」は本物ではないので、それを信じても良い結果にはたどりつけないのです。
ガイドブックに信託するのであれば、たくさんのレストランをまわっているような専門家が書いた記事や一定の主義をもって評価しているミシュランなどの本を参考にしたほうがよいでしょう。
世間信託をする場合は、「だれが良いと言っているか」に注目して見極めたほうがうまくいきます。
なお、思考信託する相手の見つけ方については、のちほどお伝えしますが、もし自分のまわりで思考信託する人がすぐに見つからないという場合は、まず世間信託からはじめて、成功体験を味わってみることをおすすめします。
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