首を太くするトレーニング③ネックラテラルエクステンション
「ネックラテラルエクステンション」は、胸鎖乳突筋や首の左右にある斜角筋を鍛えるためにおすすめのトレーニングです。次の手順で行ってください。
①イスに座り背筋を伸ばす
②右手のひらを右側頭部に当てる
③腕の力を使って右側頭部を左方向に押す
④首の力を使って抵抗するように頭を右にゆっくり倒す
⑤ゆっくりと頭を元の位置に戻す
②右手のひらを右側頭部に当てる
③腕の力を使って右側頭部を左方向に押す
④首の力を使って抵抗するように頭を右にゆっくり倒す
⑤ゆっくりと頭を元の位置に戻す
このトレーニングを左右10回ずつ3セット行いましょう。頭は真横に倒すことが大切です。また無理に力を入れると、頭を斜め方向に倒してしまう恐れがあります。斜めに倒すことは首筋を痛める原因になるため、正しい軌道を維持できるように力を加減するようにしてください。
首を太くするトレーニング④シュラッグ
首を効率よく太くするためには、土台となる首の根本もしっかり鍛える必要があります。首の付け根には、首の上部から続いている僧帽筋があります。この部分にある僧帽筋を鍛えるトレーニング「シュラッグ」は、次の手順で行いましょう。
①イスに座る
②座面の横からやや後方の部分を手で持つ
③座面を上に引き上げるように力を入れて肩を上げる
④肩をすくめた状態で5秒キープする
⑤ゆっくりと元の位置に戻す
②座面の横からやや後方の部分を手で持つ
③座面を上に引き上げるように力を入れて肩を上げる
④肩をすくめた状態で5秒キープする
⑤ゆっくりと元の位置に戻す
このトレーニングを10回×3セット行ってください。筋肉にしっかり負荷をかけるためには、僧帽筋を収縮させる必要があります。そのため、肩をすくめた状態にすることが大切です。やや猫背にすると、肩をすくめやすいでしょう。負荷を上げる場合は、キープする時間を10秒まで延ばしてください。
まとめ
首には複数の筋肉があります。そのため、首を太くするためには様々な角度から刺激を加えることが大切です。ただし、首は頭と体をつなぐ大切な部位のため、無理にトレーニングして痛めてしまわないように注意しましょう。まずは頭部の重さだけで行い、慣れてきたら少しずつ負荷を強めていくようにしてください。なお首の鍛錬は、肩こりや首こり、頭痛予防目的でも効果が期待できるため、体調管理目的でもおすすめです。
自宅でできるイスを使った筋トレ法|全身の効率的な鍛え方

自宅でできる自重トレーニングは、床で行うものばかりではありません。ダイニングチェアのような背もたれがあり安定感のあるイスを利用する方法もあります。そこで今回は、イスを1~2脚使って全身を鍛える筋トレ法について解説していきます。