2019年3月11日 更新

富裕層になるには?富裕層の意味・定義から資産の内訳まで

日本でも格差社会の急速な進展により貧困層が生まれている反面、富裕層が拡大している実態もあります。それでも、富裕層の意味や定義を理解している方は意外と少なく、富裕層の資産の内訳を知っている方はさらに少数派です。富裕層入りを目指すなら、この辺りから押さえましょう。

富裕層になるには?最も効果的な方法とは?

それでは、生来の資産家ではない方が富裕層になるには、実際どうすれば良いのでしょうか。富裕層になりたいのであれば、収入を増やすか、支出を減らすか、もしくは両方を組み合わせるか、3つの内のいずれかの方法を採ることになります。現在、日本人の平均年収は400万円程度に過ぎません。仮にこれで40年間働いたとしても、生涯年収は1億6千万円ほどにしかならないのです。

ここから税金や保険料、家賃、光熱費、食費、交際費などを差し引けば、どれほど節約に努めたとしても、40年間で1億円を貯めることなど到底不可能です。富裕層入りを目指そうと転職して年収アップを狙ったり、爪に火を点すようにケチケチと家計の節約に勤しんだりすることは、単なる自己満足に終わる可能性が高い訳ですね。
そうであればこそ、本気で富裕層の仲間入りを目指したければ、起業か資産運用が必須になってきます。とは言うものの、起業にはそれなりのリスクが付きまといますし、適性に左右されるので成功できる方は当然限られます。正しい金融知識を身に着けた上で、積極的に「お金にも働いてもらう」方策、つまり資産運用こそが富裕層入りへの有力な方策だと言えそうです。

Kenneth S

総合商社のIT戦略担当からIT系ベンチャー企業の経営補佐などを経て、現在は海外在住の個人投資業。時折、物書きもしている。
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