2019年8月15日 更新

絶対点数ではなく相対点数を意識する

自分の「我」や「未熟なこだわり」を捨て、結果を出している人のアドバイスを素直に聞いてそのまま行動する、これが「流される力」=信託思考です。より多くの人に流されることで、速く成長し、人生の成功を手にできます。泉正人著「流される力」より定期連載スタート。

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2019.5.22

絶対点数ではなく相対点数を意識する

自分の力を見つめ直すうえでは、自分の判断が 「本当に100点なのか」を検証することも大切です。
たとえば、自分が立てた会社の経営戦略が完璧だと思っているとしましょう。
そのとき、「もっと会社を成長させている人にとって、その戦略は本当に完璧なのかどうか」を考えてみるのです。
人は自分の 「器」→(ここでは、人間としての力量や能力、視野の広さなどを意味します)の中でしか判断できないので、その器がもっと大きい人のほうが、ものごとを俯瞰して正しい判断をくだせる確率が高いと思います。
したがって、自分の考えが100点だと思ったり、それを主張すること自体、もったいないことだと思います。
このような 「絶対点数」で自分を測ると、自分の器の大きさを勘違いしてしまいます。

自分の力を見極める際には、「相対点数」の視点をもつことが欠かせません。

たとえば、入社1年目の経験のない新入社員が考える100点は、10年同じ仕事をしている人が考える100点の3割しかないかもしれません。つまり、自分が100点だと思っていても、まわりは30点としか思っていないこともありえます。
ふだんの仕事ではとくに、僕は相対点数を意識しています。
たとえば、時代の移り変わりの激しい昨今では、100点を目指して石橋を叩いて渡るよりも、「7割で走り出せ」ということがよく言われます。
しかし、この 「7割」というのは相対点数にすぎず、自分が7割と思っていても、 慎重派な人から見ると3割程度ということも考えられます。
同様に自分が120点だと思っていたとしても、トラスティなどから見れば、まだまだ50点程度になってしまうことも多々あります。
自分を見るときは、「ほかの人の目から見てどの程度か」という相対点数を意識すると、自分の本当の能力が見えてくるかもしれません。

「器」の大きさを判断する目を養う

自分がどれくらいの 「器」であるかを自分自身で判断する目は大切です。
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泉正人 | ファイナンシャルアカデミー 泉正人 | ファイナンシャルアカデミー