2019年2月3日 更新

カナダ ワーキングホリデー体験談 救急歯科で仕事してみた

ワーキングホリデーでイギリス、オーストラリアに並び大人気のカナダ。その理由は、「安全」「親日」「移民大国のため英語が苦手でも何とかなる」などが挙げられます。新たな体験を求め、カナダでのワーキングホリデーを選んだ理由や、一味違ったワーキングホリデー経験までご紹介します。

2019.2.3

カナダのワーキングホリデーを選んだ理由

カナダへのワーキングホリデーを決めた理由は、上記で挙げた「安全」「親日」「移民大国のため英語が苦手でも何とかなる」ことに加え、旅行好きな筆者にとって、アメリカやヨーロッパとも近く旅行がしやすい点に惹かれたことも理由の1つです。
また、個人的な話にはなりますが、カナダへは、高校生の頃に1カ月だけ親元を離れて暮らした経験があり、その時の経験が自身の中で色濃く鮮やかに記憶に残っており、カナダという環境が素晴らしいことを経験から知っていたことが大きかったと思います。

カナダで語学の勉強や海外旅行を満喫

最初の方は、貯金が十分にあったので、語学学校に通ったり、ベビーシッターをしながら、トロントを拠点にニューヨーク、ニューファンドランド、ポートランド、シアトル、ケベック、バンフ、キューバなど、多くの国への旅行を満喫していました。
途中で、どんどんお金が減ってきたため、生活費を稼ぐためにしっかり働ける仕事を探し始め、見つけたのが歯科助手でした。
高校生の時に歯科助手として働いた経験があり、日本では看護師として働いていた事もドクターの目に留まったようで、あっさりと採用されました。

カナダの救急歯科ってどんなところ

北米では、クリニックはまとまってドクターオフィスと言われるビルの一角にあることが多く、私が働いていた歯科(Family doctorと言われるかかりつけ歯科)も同様に、ドクターオフィスの一角にありました。
そして、もう一つ別のオフィスを借りて、24時間救急歯科も運営していました。
この歯科の院長は、13ヶ国語の言語で簡単な挨拶やそれに付随する言葉ができる人で、ボリビア人と日本人の歯科助手を1人ずつ雇っていました。
歯科助手は筆者を含め3名。それぞれが交代でシフトに入り、一般歯科と救急歯科を兼務していました。
ドクターになぜ現地のカナダ人を雇わないのかと質問したところ、カナダ人を1人雇うなら日本人を1.5人雇った方がずっといいとのこと。
日本人は真面目によく働くからカナダ人を雇うよりよっぽどいいそうです。日本人でよかったと思うとともに、自分のせいで日本人に対する見方が変わってしまうのは困ると、身が引き締まる思いでした。
かかりつけ歯科としての営業は10:00-20:00までで、主に予約の患者さんが対象です。24時間救急歯科は基本的に歯科ならなんでも受け付けます。
流れとしては、電話で問い合わせ→すぐに受診が必要か判断→(必要なら)来院して治療という流れです。
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