2019年4月23日 更新

準富裕層になってリタイアしたい。金融資産5,000万円で可能?

準富裕層での早期リタイアは現実的でしょうか。野村総合研究所(NRI)などは、金融資産5,000万~1億円未満の約322万世帯を準富裕層と位置づけています。富裕層手前のこの段階で、好きな時だけ仕事をするセミリタイアも含め、早期リタイアできる可能性を考えてみます。

また、優良ヘッジファンドに出資できれば、平均して年10%以上の利回りを得られることも珍しくありません。ただし、国内外の優良ヘッジファンドでも、パフォーマンスは年によりバラツキがあります。利回り5%の年もあれば、20%以上の年もある感じですね。準富裕層世帯が金融資産5,000万円の運用のみで、早期リタイア後に安定した生活を維持し続けるのは難しい、と考えておくべきでしょう。
このような感じなので、準富裕層の段階で早期リタイアを狙うならば、セミリタイアがオススメとなります。セミリタイアは全く仕事をしない完全リタイアではなく、好きな時にだけ仕事をするイメージです。不労所得にセミリタイアでの収入を年100万~300万円ほど組み合わせれば、早期リタイア後の生活を経済的にも、精神的にも安定させることが可能です。ビジネス界との接点を維持できることも、セミリタイアの魅力ですね。

Kenneth S

総合商社のIT戦略担当からIT系ベンチャー企業の経営補佐などを経て、現在は海外在住の個人投資業。時折、物書きもしている。
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