人材サービス業ヒューレックスの子会社のマリッジパートナーズ(本社・仙台市)は、ヒューレックス、事業承継推進機構、地方金融機関などと提携し、主に東北、北海道地域の中小企業オーナー向けに事業承継婚活のサービスを提供しています。地銀では七十七銀行、常陽銀行、山形銀行、秋田銀行、北海道銀行、清水銀行などと提携していて、後継者難、事業承継へのニーズは婚活ビジネスでもチャンスになるととらえています。
事業承継支援(本社・東京)も会員サービスに事業後継者のための婚活あっせんを行う「家督承継支援」があります。「眼鏡にかなう最適な後継者候補を探し出し、娘婿、次期社長候補者として引き合わせる」とありますが、ここは家柄重視で敷居が高そうです。
その他、全国各地の商工会議所、JA(農協)でも事業承継がらみの婚活をあっせんしています。仏教界でも高野山真言宗が寺院を対象に事業承継婚活あっせんを始めています。
サラリーマンが経営者になれるチャンス?
かつてアメリカには、カネはないが人一倍野心の強い男が事業家の一人娘に取り入って結婚し、資産を相続して自分の才覚で事業を大きくし実業界の大物になる「アメリカンドリーム」の話が多くあり、映画にもなりました。日本の戦国時代にも、無一文の僧侶から油商人の娘婿におさまって築いたカネと才覚を使い、最後は美濃一国を乗っ取って大名にまで出世した武将、斎藤道三がいました。
そんな話には「人生、一発大逆転」の匂いが漂いますが、そこまでギラギラしていなくても、一介の独身サラリーマンが経営者、一国一城の主になれる方法として「事業承継婚活」は、検討の余地があるかもしれません。
"義父"のもとで「帝王学」を修めて本業にいそしむだけで終わりではありません。たとえばネットビジネスを始めたい人が米穀卸の会社の社長の娘婿になったとします。全くの異業種ですが、米穀卸なら地元の外食企業や米菓など食品企業とのコネクションがあるはずです。義父の会社の看板、人脈、資金、経営ノウハウなどを活用して「外食・食品×ネット」の新規事業を企画し、戦略子会社を立ち上げる。それは自分一人で資金を集めて起業するよりもハードルは低くなるでしょう。
セレブ女性が結婚に求める5つの条件
誰もが羨む富裕層のセレブは、どんな男性をパートナーに選んでいるのでしょうか。今回は、仕事と女性の幸せを掴んだセレブ達の生き方に触れつつ、自立した女性が選んだ男性の特徴を5つ紹介したいと思います。