また、3000万ドル(日本円約33億円)以上を保有資産として持つ人を超富裕層と定義した、超富裕層人口の世界都市ランキング(米調査会社Wealth-X調べ)では、日本の東京と大阪がトップ10入り。
1位:香港 1万人
2位:ニューヨーク 8900人
3位:東京 6800人
4位:ロサンゼルス 5300人
5位:パリ 4000人
6位:ロンドン 3800人
7位:シカゴ 3300人
8位:サンフランシスコ 2800人
9位:ワシントンD.C. 2700人
10位:大阪 2700人
2位:ニューヨーク 8900人
3位:東京 6800人
4位:ロサンゼルス 5300人
5位:パリ 4000人
6位:ロンドン 3800人
7位:シカゴ 3300人
8位:サンフランシスコ 2800人
9位:ワシントンD.C. 2700人
10位:大阪 2700人
出典:Wealth-X World Ultra Wealth Report
東京の6,800人は世界ランキングの3位。
そして東京に続き大阪も、アメリカの6つの大都市がランクインする中で、肩を並べるレベルの富裕層の人数がいるのは驚きですね。
親が富裕層であるかはお金持ちになるのに関係がある?
近年の動向をみて、日本の富裕層が急増している傾向が読み取れましたが、親が富裕層であることはその子が同様に裕福になるために関係があるのでしょうか。
野村総合研究所(NRI)は、「2017年の純金融資産保有額別世帯数と資産規模についての推計」で富裕層と超富裕層の親を持つ人を親リッチと定義し、親リッチではないグループの非親リッチとの比較アンケート調査を実施しました。
調査内容は以下の3つの項目。
・金融リテラシー
・金融情報感度
・金融感応度
・金融リテラシー
・金融情報感度
・金融感応度
結果は、
親リッチ 対 非親リッチにおいて
・金融リテラシー 男性57%: 36% 女性39%:20%
・金融情報感度 男性13%:8% 女性10%:3%
・金融感応度 男性65%:50% 女性65%:48%
となり、どの調査項目においても親リッチのグループが優位を示しています。
親リッチ 対 非親リッチにおいて
・金融リテラシー 男性57%: 36% 女性39%:20%
・金融情報感度 男性13%:8% 女性10%:3%
・金融感応度 男性65%:50% 女性65%:48%
となり、どの調査項目においても親リッチのグループが優位を示しています。
金融リテラシーの水準の高さは金融に関する5個の質問に4問以上正解した、正答率80%以上の人の割合を示しています。
金融情報感度の高さのパーセンテージは、「新しい金融商品が出たら、積極的に情報収集する方だ」という考えに対して「あてはまる」または「ややあてはまる」と回答した人の数値になります。
そして、金利感応度の高さは、「利回りがよければ金融機関を変えても良い」という考え方に「あてはまる」もしくは「ややあてはまる」と回答した人の割合です。
この統計を見ると、裕福な親のお金の蓄えや、親のお金に対する価値観が、子供のお金に関する考えに影響を及ぼすと考えることができます。
確かに、お金持ちな家庭で育った人は、お金への安心感や、お金に対してポジティブなイメージがある人が多いように思えます。
確かに、お金持ちな家庭で育った人は、お金への安心感や、お金に対してポジティブなイメージがある人が多いように思えます。