2019年2月26日 更新

好きなことにお金を使っていけば、好きな仕事に出会える、という考え<高橋晋平・おもちゃクリエーター/株式会社ウサギ代表>

社是は「健康第一」という株式会社ウサギの代表・高橋晋平さんがディレクションする新商品がリリースしました。テーマはなんと「仕事とお金」。人生でいちばん大切なことは健康と笑い、という高橋さんがゲーム「わくわくワーク」に込めた思いとは?

2018.11.20
STAGE編集部:高橋さんのお仕事を一言で表すと何でしょうか。
僕は「おもちゃクリエイター」としてお仕事をしています。
例えば代表的なものに「民芸スタジアム」というゲームがあります。乙幡啓子さんというクリエイターの方との共作です。発端は乙幡さんが民芸品にハマってるって言いだしたことですね。民芸はそれぞれキャラが立ってるから、対戦ゲームにして、木彫りの熊召喚!とか言わせようって言ってたら、笑いが止まらなくなって。超面白いから作ることにして、丸1年かけて完成したんです。
僕は民芸は面白いなと思いつつも、そんなに重要なことではなかったんです。それより子どもの頃、遊戯王とかポケモンとか、カードゲームの対戦が好きだった大人が、このゲームひとつ買ったら昔好きだったトレーディングカードゲーム風の対戦ができるというところにニーズがあるというのが、僕目線で商品化を目指した理由でした。自分のお子さんと遊んでもいいけど、大人同士でやりたいって人は絶対いると。
一方、乙幡さんは、このゲームは民芸図鑑として面白いし、イケてると考えていて、結果的にはその両方の理由で売れていくのですが。ツイッターでこの遊び面白いよってつぶやいてくれた人も多くて、自分に共感する人がたくさん集まってくれたんだなという感じです。

やりたいことにお金を使う。ゲームで幸せなお金の使い方を教えたい

STAGE編集部:新発売のゲーム「わくわくワーク」は、どのような経緯で生まれたのですか?
もともとは、小学生向け金融経済教育の講座で使っている「ハピプロ」というゲームを商品化できないかと相談を受けたんです。
親子や多くの人で楽しめるようなゲームにしていく方向性で考えている中で、「ハピプロ」が「わくわくワーク」というかたちになりました。
STAGE編集部:「ハピプロ」はお金を使うとハッピーが入ってくるロジックでしたが、そこは変わらず。
そうです。まず理念として、幸せなお金の使い方というのをお子さんに教えたいというのがありました。僕らも子どものとき、お金の使い方なんて考えたことがなくて、欲しいものがあったらお小遣いで買うだけでしたよね。
わくわくワークの元となったハピプロにはお金の使い方や物を売るなどいろんな要素がありましたけど、その中でやっぱり面白いなと思ったのは、職業に就くという部分。自分がなりたい姿、つまり幸せな人生に向かっていくために職業を選ぶというところが面白いと思ったんです。それって人生の本質だけれど、子どもの頃から何になりたいとか仕事が分からなくて漠然としたまま、結局大学3年生ぐらいの間際になってどうしようって考えるという人が多いですよね。でも、やりたいことを見つけられたら人生は楽しい。だから、そのきっかけになるようなゲームにしたいなと思いました。自分が直観的にやりたいこととか欲しいものにお金を使っていたら、なりたい職業が分かるというか、気づきにつながるような「職業診断ゲーム」にしようというコンセプトを立てたわけなんです
44 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

〈DaiGo〉 「お金とは、自由と交換するための引換券。」

〈DaiGo〉 「お金とは、自由と交換するための引換券。」

動画サイトやブログで圧倒的なフォロワーを集め、書店では山積みにされた著書が 次々に売れていく── 若くして多くの人が 知る存在となったDaiGoさん。しかし、その生業を正確に知る人は多くないのではないでしょうか。
〈草刈民代〉「お金とは、エネルギーである」

〈草刈民代〉「お金とは、エネルギーである」

8歳の頃にバレエを習い始め、10代半ばでプロの道へ。日本で最も歴史ある全国舞踊コンクールのバレエ部門で第1位になるなど、まさに日本を代表するバレリーナとなった草刈さん。1996年、映画『Shall weダンス?』のヒロインに抜擢されると女優としても有名に。日本中に空前の社交ダンスブームを巻き起こしました。その後もバレエ界の第一線で活躍したのちに43歳で引退。新たなキャリアを築き上げています。常に自分を追い込み、磨き続けてきた彼女の人生観とは一体?
〈澤田秀雄〉「お金とは、可能性」

〈澤田秀雄〉「お金とは、可能性」

「株式会社エイチ・アイ・エス」「現・スカイマーク株式会社」の創業、テーマパーク「ハウステンボス」の再建、 「変なホテル」の開業など、次々に新しい事業を立ち上げ成功を収めてきた澤田秀雄さん。 澤田社長の新しい発想力や行動力はどこから来るのでしょうか。 生き方や考え方 についてお話をお聞きしました。
〈グローバー〉東大を中退してミュージシャンに。少し遠回りをして見えた新たな生きる道とは?

〈グローバー〉東大を中退してミュージシャンに。少し遠回りをして見えた新たな生きる道とは?

東大卒ミュージシャンとして音楽活動の他、クイズタレント・コメンテーターとしても活躍するグローバーさん。実は彼は苦労して入った東大を中退し、ミュージシャンの道を選んだという過去が…。その後、再び大学に戻り無事卒業。時を同じくして、立ちはだかっていた壁が崩れ、新たな道が開けたと言います。少し遠回りをしたことで見えたグローバーさんの人生観とは?

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

管理者 管理者