2020年1月28日 更新

時間を上手に使うためには?短期 中期 長期3つのスパンで考える

「忙しい」がつい口からでてしまう人は、時間の使い方が苦手になっているかもしれません。時間を生かすためには短期・中期・長期といった3つのスパンで考え、自分自身のビジョンに向かってシナリオをデザインしてみましょう。第4回目は「先をイメージする」です。(泉正人著『TIME DESIGN(タイムデザイン)』より抜粋。)

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2019.12.9

時間は3つのスパンでデザインする

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「忙しい」がついつい口からでてしまう 人は、自分の時間を上手くコントロールできていないせいで忙しくなっているのかもしれません。
つまり「時間がない=時間の使い方が苦手」になっている可能性があるのです。
「時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければほかの何事も管理することはできない」と経営学者でマネジメントの発明者のピーター・ドラッカーもいっているように、無形資産である時間を管理・コントロールすることによって忙しさから解放され、時間という貴重な資産を生かすことができるのだと思います。
そのために、まずは時間を、短期、中期、長期といった3つのスパンで考えてみます。
すべてのことに当てはまりますが、1週間、3カ月、3年というスパンで見て、その間に何をすればいいのかを判断します。
たとえば数カ月後に論文を提出する場合などは、締め切りからさかのぼって、週単位でスケジューリングしていきます。10年間に提出する論文の数を決めていれば、年単位で計画を立てていけるはずです。
また3年後には、年に1カ月間の休みを取って、世界を旅したいという目標を立てたならば、今年中に、何をしなくてはならないか、来年にはどのような働き方をして、どれぐらいの収入を手に入れないといけなかが、わかると思います。
どれも時間軸の長い短いはありますが、見ている立ち位置としては目標地点(将来なりたい姿)から俯瞰して見て計画を立てています。
つまり、先をイメージして自分の時間をデザインするということです。
シナリオを組む、といっても良いかもしれません。
フランスの哲学者ポール・リクールは、
「時間は実体がないので見ることができない。時間は、その流れの中で次々と起こった多様な出来事を物語にすることで、初めて実体となる」といっています。

自分自身の中に、ビジョンをもち、それに向かって自分のシナリオをデザインすることによって、現在どの位置に自分がいるかがわります。

全体の中のどこに自分がいるのかがわかれば、これから何をすれば良いかもわかり、焦ることなく、たくさんの時間を有効に自由に、使うことができると思います。
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泉正人 | ファイナンシャルアカデミー 泉正人 | ファイナンシャルアカデミー