2020年1月10日 更新

お金持ちになりたい人が資産家になるには?誰でもできる方法

お金持ちになりたい人が資産家になるには、どのような方法があるでしょうか。資産家とは、実物資産(不動産、自動車、貴金属など)を多く所有するお金持ちのことで、代々資産家の家系や思いがけない相続で得られるイメージがあるかもしれません。自身でコントロールできる、誰にでも可能な方法を考えてみましょう。

一般人が資産家になるには「金融リテラシー」を身に付けていることが大前提

それでは、一般ビジネスパーソンが資産家になるには、具体的にどのような方法が有効でしょうか。

1つは、企業家として事業を起ち上げて成功させる方法であり、自身がアントレプレナーになって資産を築くこと。
2つ目は、投資家として長期にわたり安定して利益を得られる対象に投資し続ける方法です。
残念ながら、前者の経営者として成功することは、誰にでも可能なことではありません。経済産業省の「中小企業白書」などによれば、新設企業や個人事業の1年後の生存率は7割程度です。さらに、5年後で4割程度、10年後には2割5分といったところになります。正式に倒産・廃業しない限り、この数字には赤字企業も含まれますし、実質休業状態の企業も含まれます。
起業して成功し、資産家にまでなるには、熱意と努力、才能(適性)を持ち合わせていることが当然であり、プラス「運」の要素も必要になってきますね。こうなると、私たち一般人に残る選択肢は、後者の投資家になる方法しかなさそうです。例えば、優良物件への不動産投資(アパート・マンション経営)や、優良ファンドへの投資などです。どのような職業に就いている方であれ、投資家になることはできます。
私のように一般ビジネスパーソンから専業の個人投資家になった方もいれば、兼業投資家として本業を別に持つ方も多くいます。
投資対象は株式や不動産などに加え、ファンドや仮想通貨など、周りを見ても人それぞれです。ただし、投資家としてある程度安定するためには、「金融リテラシー(お金に関する広範な教養)」を身に付けていることが大前提になります。
この上に、個々の投資対象についての「情報」や投資「知識」など、投資ノウハウが乗ってくるイメージです。ただし、日本では自ら能動的にアクションを起こさない限り、「金融リテラシー」を身に付けられる機会・環境には恵まれていないことが一般的です。
ファイナンシャルアカデミーでは、貯蓄や家計管理といった生活に身近なお金から、資産運用、キャリア、人生と社会を豊かにするお金の使い方といった、「金融リテラシー」を学ぶことができます。

Kenneth S

総合商社のIT戦略担当からIT系ベンチャー企業の経営補佐などを経て、現在は海外在住の個人投資業。時折、物書きもしている。
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