プログラム言語というものは命令型や関数型、対話型やオブジェクト指向などいろんなタイプのものがあります。人間も同様に、人によって考え方は違います。そのため自分の考え方を一方的に押し付けても、部下が理解できないというのは当然のことです。
たとえば完全に理解してからでないと動けないタイプや、ミスをしながらも学習して前に進むタイプなど部下にはいろんなタイプがあります。プログラミングを学ぶと、それぞれに合う方法で教えなければならないことが理解できるようになります。
2 プログラミングの勉強で理解する能力が高まる
プログラミング思考が備われば、論理的な穴を見つけ出すスキルが高まります。仕事のフローにおいても、事前に問題が起きる可能性があるところを見つけ出すことができます。
そのような論理的思考の強化以外に、物事を理解する能力が高まります。たとえば部下の指導・教育には部下を理解するための対話が必要です。教えたことがきちんと理解できているかどうかを確認する必要があるからです。
もし理解できていないようであれば、プログラムでいえばどの言語を使うべきなのかを探さなければなりません。部下それぞれがどんな思考タイプなのかを理解するためにも、プログラミング思考は役立ちます。
3 プログラミングの勉強方法
それでは具体的にどのようにプログラミングを勉強すればよいのかをご紹介します。言語はいろいろありますが、初心者にはBASICがおすすめです。いわゆる対話型プログラムですが、英語に近い記述なので誰でも馴染めるかと思います。
BASICにもいろいろありますが、たとえばAndroid端末を持っている人はBASIC!というアプリで学ぶことができます。パソコン用でもTiny Basic、Small Basicなどの無料ソフトがあります。これらを使って、簡単なゲームでもよいのでプログラミングを組んでみると、自然とプログラミング思考が身に付いていきます。
おわりに
プログラミングはエンジニアになるためだけに必要なものではありません。プログラミング思考を身に付けると、付随していろんな能力が備わります。部下の指導・教育においても、それまで見えなかった自分自身の課題が見えてくるはずです。
【仕事効率化】作業効率が上がるライフログのおすすめ活用方法
「ライフログ」とは、生活のすべてを手帳やアプリを活用し記録することで、注目されてから多くの人に取り入れられています。効果は様々ですが、その中でも、時間短縮の改善効果は高いとされ、活用方法によって仕事などの生産性が大きく向上します。