2020年2月6日 更新

冬のかくれ脱水症状に注意!水分代謝をアップして予防する方法

冬は、寒さや発汗量の低下から水を飲む量が減る傾向にあります。そのため、かくれ脱水症状に陥り、むくんだり太ったりする人は少なくありません。そこで今回は、水分代謝をアップさせて冬のかくれ脱水症状を予防する方法について解説していきます。

血流が増えることのメリットは、体の各細胞に水分が行き渡ることだけではありません。「水分をもっと補給したい」と脳が感じることや全身の体温維持にも役立ちます。そのため、できるだけ運動する時間をとるようにしましょう。
十分な運動時間を確保できる場合は、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動に加え、スクワットのような筋トレを行うことをおすすめします。難しい場合は通勤時に速めに歩いたり階段を使ったりするなどして、日常生活の中に心拍数を上げる行動を取り入れるようにしましょう。特に下半身に筋力がつくことで、より高い血流アップ効果が期待できます。

デスクワーク対策におすすめの運動

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デスクワークのように体をあまり動かさない仕事を長い時間続けている場合、血流悪化から体温の低下を招きかねません。特に足の先端部分から冷えやすくなるため、休憩時間などに対策を行うとよいでしょう。その際、ひざ下の筋肉を鍛えることが大切です。デスクワーク対策におすすめの、イスに座っている時にできる簡単な運動には次のようなものがあります。
まず、足のワイパー運動です。これは、かかとを支点につま先を自動車のワイパーのように動かすエクササイズです。イスに座った状態でつま先を地面から離し、つま先をワイパーのように左右に動かしましょう。そうすることで、動きの少ない足首周辺の筋肉を動かすとともに、すねの部分にある筋肉を鍛えることができます。20~30秒続けるとよいでしょう。
次の運動は、カーフレイズです。これは、かかとを浮かせることでふくらはぎの筋肉を鍛える運動です。ひざの上に手を乗せて体重をかけたり重ねた本などを置いたりして、負荷をかけた状態で行いましょう。つま先を床につけたまま、かかとだけをリズムよく上下させてください。この運動も20~30秒続けましょう。

まとめ

冬は水分代謝の低下が原因で、太りやすくなる季節です。「毎年冬だけ体重が増えてしまう」「下半身太りが気になる」などの人は、かくれ脱水症状かもしれません。その場合、今回説明したように効率的な水分補給や体温維持、血流アップの対策を行ってみてください。体の冷えを感じにくくなったり水分補給がストレスにならなくなったりした場合は、水分代謝がアップしているサインのため続けることをおすすめします。
フィガロ

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パーソナルトレーナー&コーチャー歴14年。生き方が多様化する現代だからこそ、一人ひとりに合ったパーソナルケアが重要です。心と体を連動させて活力のある毎日を送りましょう!!
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