もうモノはいらない!シェアリングエコノミーサービスで車も家もロッカーもシェア

2018.5.9

シェアリングエコノミーとは

シェアリングエコノミーという言葉が、近年はとても浸透してきました。 一昔前では、シェアリングエコノミーを知っている人はほとんどいませんでしたが、デジタルデバイスの発達とともに身近な存在になり、ニュースでも見かけることが多くなりました。 シェアリングエコノミーとは、物や場所、そしてサービスなどを他人と共有する社会的な仕組みやサービスのことです。

シェアリングエコノミーのサービス

次に代表的なシェアリングエコノミーのサービスを紹介しましょう。既に知名度が高く、日本以外では多くの人に利用されているサービスをご紹介します。

Uber(ウーバー)

Uberとは、アプリを通じて車を呼び出す配車サービスです。
2014年から日本でもサービスを展開しています。Uberが便利なのは、自分のいるところや車に乗りたいところを指定し、目的地も事前に指定するため、車内でのやり取りも少なくて済みます。
Uberのドライバーは、ナビやGoogle Mapで迎車場所と目的地まで検索できるので、双方にとってストレスが少ないです。また、料金は事前に価格帯がわかり、距離や混雑具合でUberが自動で計算してくれます。
支払いは、現金でもクレジットカードでも可能なため、とてもフレキシブルです。そのため、日常生活から海外旅行などでも使いやすいサービスということもあり、世界的に普及しました。

Airbnb(エアビーエヌビー)

Airbnbは、宿泊場所をシェアするサービスです。
日本では、Airbnbなどのサービスを総称して、民泊と呼ぶことも多いです。個人や企業で運営しているホテルに滞在するようなイメージが分かりやすいでしょう。
個人運営のため、クオリティもさまざまです。アパートの一室を貸し出している物件もあれば、別荘や戸建をリノベーションして一流ホテルさながらの物件まであります。
滞在日数は、1日〜数ヶ月まで自分で選ぶことができます。ホテルとは違いおもてなしを求めることはできませんが、安価に宿泊したり個性的なその街らしい宿に泊まったりしたいときにオススメのサービスです。
まだまだ知られてはいませんが、JR東日本やメルカリから出資を受け、注目を浴びている日本国内のシェアリングサービスをご紹介します。

ecbo cloak(エクボクローク)

街のあらゆる場所をコインロッカーにすることを目指したサービスが、ecbo cloakです。
大きな荷物を持つ観光客をターゲットにしています。駅にあるコインロッカーだけでは観光客にとっては使い勝手がよくないことに着目しており、サービスに登録した飲食店などに荷物を預けることが可能です。
飲食店などには荷物を預かる手数料だけでなく、店舗への集客効果もあり、Win-Winのサービスと言えるでしょう。

シェアリングエコノミーのこれからの可能性

シェアリングエコノミーには、どのような可能性があるのでしょうか?
シェアリングエコノミーがクリアしなければいけないこととして、法律や規制があります。シェアリングエコノミーのサービスは、法律的にグレーゾーンになっていることが多いです。それぞれの国ごとに違う法律にサービスを上手く組み込めるか、サービスを提供する企業に求められています。
それと同時に、利用者である私たちのシェアリングエコノミーへの理解度を深めていく必要もあるでしょう。
物やサービスをシェアする以上、他人とのトラブルも発生しやすくなります。また、違法なことに使われやすく、さまざまな問題が発生していることも事実です。
サービスの利用者が、他人のことを考えながら利用できるかが問われています。
20世紀のような大量生産大量消費の時代が終わり、21世紀は物質社会から抜け出したシェアする時代になると言われています。
そんな時代だからこそ、シェアリングエコノミーのサービスが普及しているのです。
他者と共有することの意味を考えながら、サービスを利用することができれば、シェアリングエコノミーには多くの可能性があると言えるでしょう。
tokyo.com

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フリーランスとして、ライター、カメラマン、Webディレクター、インテリアコーディネーターとして活動。
ノマドワーカーとして、拠点を移しながら仕事をしています。
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