そして、頑張らなくていいいう風潮が色濃い日本の雰囲気に驚いたという著者は、自分の癒しすぎに注意だと語ります。ニューヨークは自分に厳しく生きる人の街。競争の激しい大都市では、へこたれずにたくましく突き進んでいかなくてはなりません。
もちろん、体を壊したりしては元も子もありませんが、ニューヨークで活躍する人が持つ、前に突き進んで頑張る力は、私たちも参考にしていく必要がありそうです。
今、できることを後回しにしない
24年という短い人生を終えた俳優ジェームス・ディーンの言葉に、「永遠に生きるかのごとく夢を見ろ、今日死んでしまうかのごとくに生きろ」というものがあります。
「生きる」ということは不思議なもので、意識せずとも心臓は動き、呼吸をしてくれるように感じてしまいます。健康であれば、体は生き続け、明日も明後日も、今日と同じ日が延々と続くような気がしてしまうものです。私たちは、つい時間のありがたみを忘れてしまいそうになります。
たとえば、仕事が忙しいと「時間がない、忙しい。今日はもう疲れた、明日にしよう」といった言い訳をして、今日できることを先送りにしてしまいがち。明日という日が必ず来ると何の疑いもなく思っているから、このように考えてしまうのかもしれません。この思いが貴重な時間をおろそかにして、夢を遠ざけてしまうのだと著者はいいます。
今、生きていることに感謝し、今、できることを後回しにしないこと。時間や人生を大切に考えて、当たり前にしない姿勢を見習っていきたいですね。
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タイトル: ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法
著者: エリカ
発行: 大和書房
定価: 734円(税込)
著者: エリカ
発行: 大和書房
定価: 734円(税込)