電通による2019年の第2回「SDGsに関する生活者調査」によれば、SGDsの取り組みが期待されているのは、自治体や企業がメインです。しかし、個人でも17のゴールに関することを何らかの形で実践していると答えた人は約6割にのぼることも分かりました。ただ、家庭でSGDsに取り組もうとする場合、「具体的に何をしたらよいかわかりにくい」といった声が目立ちます。そこで、8月の長期休暇や秋の連休に合わせて、身近なレジャーから考えてみるのはどうでしょう。
たとえば次のような視点でレジャーを考えてみましょう。
・旅行会社や運営会社は乱獲・大量廃棄・不法投棄など自然や生態系を壊すことをしていないか?
・観光地で働く人々に対して低賃金や長時間労働など、不当な労働を求めていないか?
・世界遺産や文化財、公共施設を汚したり壊したりしていないか?
・人種や国籍、職業、宗教、その他の理由で他の人を差別していないか?
SDGsには日本人がこれまで「マナー」と呼んできた考え方も多く含まれています。まずは自分にピンとくるところから考え始めるとよいでしょう。
たとえば次のような視点でレジャーを考えてみましょう。
・旅行会社や運営会社は乱獲・大量廃棄・不法投棄など自然や生態系を壊すことをしていないか?
・観光地で働く人々に対して低賃金や長時間労働など、不当な労働を求めていないか?
・世界遺産や文化財、公共施設を汚したり壊したりしていないか?
・人種や国籍、職業、宗教、その他の理由で他の人を差別していないか?
SDGsには日本人がこれまで「マナー」と呼んできた考え方も多く含まれています。まずは自分にピンとくるところから考え始めるとよいでしょう。
持続可能なレジャーは余暇を豊かにする
レジャーと観光産業は密接に関係しています。長期休暇や連休でレジャーの機会が増える時期、
SDGsに少し配慮してやり方を変えれば、そのレジャーはより長く楽しめる、持続可能なものになるでしょう。持続可能なレジャーが多ければ、私たちの余暇の選択肢も増え、豊かになります。
旅行会社や観光地を訪れる際には、ぜひ「今のやり方を続けて、20年後も同じように楽しめるだろうか」と問いかけ、多角的にプランを検討してみてください。
SDGsに少し配慮してやり方を変えれば、そのレジャーはより長く楽しめる、持続可能なものになるでしょう。持続可能なレジャーが多ければ、私たちの余暇の選択肢も増え、豊かになります。
旅行会社や観光地を訪れる際には、ぜひ「今のやり方を続けて、20年後も同じように楽しめるだろうか」と問いかけ、多角的にプランを検討してみてください。
【参考】
・外務省「JAPAN SDGs Action Platform」、 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
・Trevor Nace「海にゴミを捨てまくる「豪華クルーズ船」企業の呆れた実態」、Forbes JAPAN、2019年6月15日、 https://forbesjapan.com/articles/detail/27824
・株式会社 電通「第2回「SDGsに関する生活者調査」を実施 —SDGsを知らない人も含めて、SDGsに関する行動を実践している人が6割存在—」、2019年4月22日、 https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101216/201904225648/_prw_PR1fl_47uBKeVv.pdf
・外務省「JAPAN SDGs Action Platform」、 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html
・Trevor Nace「海にゴミを捨てまくる「豪華クルーズ船」企業の呆れた実態」、Forbes JAPAN、2019年6月15日、 https://forbesjapan.com/articles/detail/27824
・株式会社 電通「第2回「SDGsに関する生活者調査」を実施 —SDGsを知らない人も含めて、SDGsに関する行動を実践している人が6割存在—」、2019年4月22日、 https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101216/201904225648/_prw_PR1fl_47uBKeVv.pdf
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ポリコレという言葉を聞いたことはありますか。一部では悪評高い言葉ですが、グローバル化し多様性を重んじる社会にあっては無視できない概念です。ポリコレという概念を理解し、無自覚な差別やハラスメントに加担しない視点を身につけましょう。