2020.4.1
いいところをうまく引き出す
つまりあなたの周りの“特別な人”の正体は、その人が特別なのではなく、“見せる”スキルやテクニックを身につけた人がほとんどだということなのです。
29ページより引用
元・パリコレモデルであり、元ミス・ユニバース日本代表である著者。モデル引退後はブライダルサロンをオープンし、スタイルプレゼンターとして多くの媒体で活躍しています。
華々しい経歴に177センチという高身長の著者ですが、現在は50代を迎え他のだといいます。
50歳を目前にしたころ、突然体調が悪くなりリウマチを発症。どうせ病人になるならキレイになろうと思ったことが、このビジネスを始めるきっかけになったようです。
華々しい経歴に177センチという高身長の著者ですが、現在は50代を迎え他のだといいます。
50歳を目前にしたころ、突然体調が悪くなりリウマチを発症。どうせ病人になるならキレイになろうと思ったことが、このビジネスを始めるきっかけになったようです。
メイクやインナーを上手に使って見た目を上げる。そして、気持ちもボジティブに変わる。その効果を早稲田大学の宮崎正巳研究室で研究し、日本感性工学会で発表。やがて、ワコール人間科学研究所と、女性の美しさに関する姿勢の共同開発に従事するに至ります。
私たちの周りには、一般の人であっても性別や年齢を問わず、なんだか特別に見える人って時々いるものです。その人たちのことを、著者は3つに分けています。
1つ目は、日々の努力とストイックさで、若いころの自分を維持し続けている人。2つ目は、若いころのキレイの基準に縛られて、そこにとどまろうと不毛な道に入り込んでしまう人。そして最後のタイプは、見せ方がうまいスタイリストタイプ。本当のところはどうであれ、弱点を上手に隠して、いいところを引き出すことができる人であるといえるでしょう。
見せるテクニックは、根本的な解決を目指さない。そんな手軽な方法があるものなのでしょうか。
見せるテクニックは、根本的な解決を目指さない。そんな手軽な方法があるものなのでしょうか。
コツは「おへそを縦に伸ばす」こと
姿勢がよいほうが印象はいいに決まっている。つまり体型から受ける印象は、姿勢という体のあり方を切り離しては成り立たないのです。
72ページより引用
「スタイルが良くなりたい」と、多くの老若男女が願う現代です。しかし、“痩せたら美人”は幻想であると著者はいいます。
人に与える印象は、痩せている太っているといった体型の問題だけではなく、体のあり方としての「姿勢」がポイントになってくるようです。
人に与える印象は、痩せている太っているといった体型の問題だけではなく、体のあり方としての「姿勢」がポイントになってくるようです。
たとえば、56キロから9キロ痩せて45キロになったとしても、あまりよくない姿勢のままであったら、人から見た魅力度は下がってしまいます。しかし、体重はそのままでも、脱力姿勢から真っ直ぐな直立姿勢にしただけで、大きく変化すると著者はいいます。
日常において注意すべきなのは、スマホ姿勢。首を突き出して背中を丸める姿勢は、脱力姿勢への一歩。あごが突き出て、首が前に出て。背中が丸まり、骨盤が後傾して胃のあたりが縮んでしまう。
あごを引いて、真っ直ぐ上に引き上げられるように立ち、肩の力を抜いてみる。これだけでも見た目の印象は大きく違うことでしょう。
あごを引いて、真っ直ぐ上に引き上げられるように立ち、肩の力を抜いてみる。これだけでも見た目の印象は大きく違うことでしょう。
コツは「おへそを縦に伸ばす」ことなのだとか。腹筋や背筋が必要になり、意外とキープすることが大変です。
極端なエクササイズはできなかったとしても、こんなふうに良い姿勢を1日の中で何回か意識していきたいものです。
極端なエクササイズはできなかったとしても、こんなふうに良い姿勢を1日の中で何回か意識していきたいものです。