京都府出身の映画監督で、沖縄を拠点に活躍中の中江裕司氏による名言です。「パイナップルツアーズ」で商業映画へのデビューを果たし、日本映画監督協会新人賞も受賞しました。「白百合クラブ東京へ行く」「ホテル・ハイビスカス」「ナビィの恋」など、沖縄を舞台にした作品を精力的に撮っている監督です。自身の功名心のために仕事をしようと思っても、そうそうモチベーションは湧かないものですね。そのような際、日々支えてくれる家族の顔を思い浮かべたり、クライアントが喜んでくれる姿を想像したりすると、意外とキツい局面でも乗り切れてしまったりします。
恋愛に効く映画の名言(英語・日本語)
最後は、恋愛について語った俳優や映画監督の名言を、日本語・英語を問わず2本紹介します。
『周りの意見なんてどうでもいい。生きていくのは自分なんだから。』
全米映画・TV監督組合(DGA)所属の映画監督、北村龍平氏による名言です。代表作には、フィラデルフィア国際映画祭観客賞を受賞した「あずみ」や、「ゴジラ FINAL WARS」などがあります。恋愛なんて本来は主観とエゴのカタマリな訳ですが、日本人の恋愛は、どうしても他人の視線・評価を気にしすぎるきらいがありますね。その恋愛を選んだ結果、幸せになるのも不幸になるのも、究極的には自分自身です。周りの視線や意見で怯むようなら、それは本物の恋愛ではないのかも知れません。
『Who you are very stylish girl. That we end stylishly.(君はとっても粋なコだよ。だから、粋な別れにしよう!)』
1961年のブレイク・エドワーズ監督、オードリー・ヘプバーン主演による洋画「ティファニーで朝食を(原題:Breakfast at Tiffany’s)」の中で、ジョージ・ペパードが演じたポール・バージャクによる名言(迷言?)です。男女間の別れも粋を心掛けたいものですが、現実はそうそう甘くありません。今の時代から見れば、身勝手な男性の言葉のようにも感じます。映画の名言そのままで、日本人の彼女に使うのはリスキーかも知れませんね。それでも、綺麗な最後は目指したいものです。