2018年5月8日 更新

「いつかは住みたい」ヘルシンキでの生活費

北欧・フィンランドの首都であり、ムーミンの生みの親である作家トーベ・ヤンソンが生まれた地でもあるヘルシンキ。北欧というと、おしゃれな家具ブランドや1日中太陽が沈まない白夜といった自然現象などが有名ですが、ヘルシンキにはそれ以外の魅力もたくさんあります。

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今回はいつかヘルシンキで暮らしてみたいという人のために、ヘルシンキで生活するために必要な費用を試算し、1カ月あたり一体どのくらいのお金があればよいのか、その生活費を項目ごとにご紹介します。興味のある人はぜひ参考にしてみてください。
2018.3.11

ヘルシンキの家賃相場は安い

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フィンランドと日本とはおよそ7500km離れており、時差も7時間と、とても遠い国のように感じますが、実は日本とフィンランドには四季があったり、家の中では靴を脱いだりなどの共通点も多く、国民性も似ていることから、日本人にとって住みやすい都市と思う移住者も少なくないようです。
そんな住みやすさのひとつを担っているのが家賃の安さと言えるでしょう。ヘルシンキの中心部における賃貸物件の相場はワンルームタイプで800ユーロ(約10万9000円)から、2LDKタイプで1000ユーロ(約13万6000円)くらい、3LDKタイプで1400ユーロ(約19万1000円)くらいと、広くなればなるほど割安といった印象です。(1ユーロ=136円で換算)
また、フィンランドでは政府の社会福祉局が国民に対して住宅手当を支給しているのですが、主に外国人長期居住者に対しても同じくこの制度が適用される場合があります。就労ビザを取得していることなど、支給されるには各種条件をクリアする必要があるようですが、収入などに応じて賃貸・持ち家に限らず最大住宅出費の80%が補助されます。元々の家賃設定も安く、その上住宅手当でさらに安く住めるかもしれないとなれば嬉しいですよね。

ヘルシンキの物価は高め

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住宅にかかる費用は安く済む一方で、フィンランドの物価は高いと言わざるを得ません。それは付加価値税と呼ばれる消費税の高さにあります。しかし、高い消費税のかわりにフィンランド政府は公的サービスの充実をはかっており、住宅手当はもちろん、大学までの学費や18歳未満の医療費が無料など、子供を育てるのに適した環境が整っています。フィンランドの消費税は品物ごとに異なりますが、通常24%もかかります。しかし、食品やレストランなどの食事における消費税は低減税率が適用され14%に、書籍や薬などはさらに税率が下がり10%となります。
消費税14%が重くのしかかってくるため、外食は軽食であっても1食あたり最低12~15ユーロ(約1600~2000円)ほどはかかってしまうといいます。レストランでランチという場合も、最低20~25ユーロ(約2700~3400円)ほど、ディナーともなるとそれ以上の値段となり、ドリンク・アルコール類を合わせてあっという間に70ユーロ(約9500円)近くになることも少なくないそうです。
自炊の場合、スーパーで手に入る野菜や果物といった生鮮食材の値段は日本と同等くらいですが、外食と比べてはるかに安いため、食費を抑えるために自炊をする人も多いです。またお酒やタバコなどの嗜好品は高く、ビールは1本2ユーロ(約274円)以上、タバコは1箱5ユーロ(約685円)以上するようです。
1カ月あたりの食費は外食と自炊の両方をすると考えて、1人あたりおよそ250~350ドル(約3万4000~4万7000円)くらいが妥当でしょう。
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