私の価値体系とは何か̶̶立ち止まって考えるべきこと
では、一時停止ボタンを押して立ち止まったら、何を考えれば良いのでしょうか。たとえばダヴ・サイドマンやフリードマンに従えば、次のようなことが挙げられます。
・自分がもっている思い込みはどんなものか
・自分の価値体系はなにか
・自分の価値体系はどこから生まれたのか
・現在のマシーンの働き(デジタル機器や新しい技術を搭載した機械、機能など)を、どう考えているのか
・さまざまな人々と文化がマシーンに影響され、反応していることについて、自分はなにを学んだのか
・自分には何が可能であるか
・自分の価値体系はなにか
・自分の価値体系はどこから生まれたのか
・現在のマシーンの働き(デジタル機器や新しい技術を搭載した機械、機能など)を、どう考えているのか
・さまざまな人々と文化がマシーンに影響され、反応していることについて、自分はなにを学んだのか
・自分には何が可能であるか
伝統や昔のやり方は、新しいテクノロジーや価値観に注目の集まる現代にあって古びたものと見なされがち。しかし、変化が速く激しくなるほど、古くてゆったりしたものを見つめ直すことが、私たちの足下に堅牢な床を築いてくれます。
日本も働き方改革や外国人労働者、留学生たちとの関係が変化しています。そんな日本について、フリードマンは「外国人と信頼を築くには、時間はかかっても、日々彼らの文化を理解し、尊重するよう心がけることが必要だ。彼らも、日本文化を理解せねばならない。要は適切なバランスを見いだすことであり、リーダーシップがものを言う」とコメントしました。
「世界で何が起こっているか、何が可能なのかを知ること」が、今、企業にもコミュニティのリーダーにも求められています。
【参考】
トーマス・フリードマン(伏見威蕃 訳)『遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方』、日本経済新聞出版社、2018 年
トーマス・フリードマン(伏見威蕃 訳)『遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代
の生き方』、日本経済新聞出版社、2018 年
肥田 美佐子『フラット化する世界』の著者が明かす、未来から選ばれる企業の条件、Forbes JAPAN、2018 年12 月18 日
トーマス・フリードマン(伏見威蕃 訳)『遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方』、日本経済新聞出版社、2018 年
トーマス・フリードマン(伏見威蕃 訳)『遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代
の生き方』、日本経済新聞出版社、2018 年
肥田 美佐子『フラット化する世界』の著者が明かす、未来から選ばれる企業の条件、Forbes JAPAN、2018 年12 月18 日