スタバラテの藤くん_慶應BOY_お金持ち男子はみんな優しい#4

矢島光さんは、慶應義塾大学卒業後、IT大手のサイバーエージェントに就職し、その後漫画家専業へと進んだ異色のキャリアの持ち主です。そんな彼女が、人生で出会ったお金持ち男子たちとのメモリーをゆるゆるちょろちょろとお届けします。

金持ち喧嘩せず

STAGE編集部:今回は、のんびりというかマイペースというか、お育ち良い方がご登場ですね。
矢島:はい。某調味料会社の御曹司です。本当にいい子なんですよ。学内でも有名で、誰に聞いても「藤(仮名)? いいやつだよね〜」と返ってくる。STAGE編集部:まさに「金持ち喧嘩せず」を地でいくような…?

矢島:そうなんです。とても穏やかで、いつも、ふわふわふわふわ笑っていて……遅刻してくる。
STAGE編集部:えっ、遅刻はダメですよね。STAGEの記事でも富裕層は遅刻しないって言ってるんです。覆さないでください。必ず、遅刻してくるんですか?
矢島:私が通っていたのは慶応大学湘南藤沢キャンパス、いわゆるSFCなので、都心から遠いんですよね。彼は、原宿駅のすぐそばに住んでいたので…。
STAGE編集部:ご実家ですか?
矢島:そうですね。言えば誰でも特定できてしまうようなところにお住まいでした。
STAGE編集部:インバウンド熱のときはさぞかし、実家に帰りにくかったでしょうね。Google mapで調べたら1時間13分ですって。電車で。同情はしますが、遅刻の言い訳にはならないですよ!
矢島:(STAGE編集部さん、最近、遅刻しないように頑張ってるから、他人に厳しいですね)でも、彼のすごいところは、遅刻しているのにいつも片手にスタバのラテを持っているんですよ。先生も「お前何持ってんだ?」って呆れて。
STAGE編集部:怒られないんですか?
矢島:「まあまあ、落ち着いて。好きなんだ(ラテが)」ってニコニコされて、たいてい相手が戦意喪失しますね。
STAGE編集部:オー! ゆるふわ系お金持ちの男子のここが優しい必殺技ですね!「怒られてもニコニコしている」! 併せ技が「言い訳が(一般人には)意味不明」。

彼女思いの末は恐妻家?

STAGE編集部:大変失礼ながら、あまり勉学に長けていらっしゃらないようですね…?
矢島:幼稚舎からの生え抜き慶應BOYなので、やっかみで色々言われがちですが、確かにBe動詞は理解していなかったようですね。STAGE編集部:いますね、そういう方。でも、地頭は良いんですよね。そしてからかわれても、全然怒らない。ニコニコ。私の知り合いにも2人ぐらいその種類の富裕層ご子息いらっしゃいます! あ、共通点ありました。「老舗」ですね。

矢島:藤くん(仮名)は彼女がいて、とっても彼女を大事にしていました。

STAGE編集部:私の知り合いの「怒らない」ご子息も、彼女の誕生日にはヘリをチャーターしてバラの花をたくさん贈った方とか、高校からお付き合いしていた彼女とゴールインした方とか、彼女を大事にしているイメージがあります。そして、結婚してからは「恐妻家」といって差し支えないぐらい、奥様が厳しいイメージ。

矢島:いまちょっとエゴサしたら、藤くん(仮名)、FBの勤務先が家業。継ぐんですね……! 家業を継ぐのであれば、サポート役の奥さんも厳しいぐらいのしっかり女将タイプがお似合いなのではないでしょうか〜。
STAGE編集部:きっと、奥さんに怒られても、切れたりしないんでしょうね…。夫婦喧嘩少なそう。一方的に怒られてくれそう。
矢島:気が強くて面倒見がよい女性と相性が良いのかもしれないですね。
STAGE編集部:あ、藤さん(仮名)に、許可をとってくださいね。一応。
矢島:大丈夫です。絶対に怒らないです。でも、連絡してみま〜す。

矢島光

漫画家。慶応義塾大学卒業後、サイバーエージェントに新卒入社。その後漫画家専業となる。代表作『彼女のいる彼氏』(新潮社より1〜2巻発売)。