2020年3月4日 更新

職場の人間関係をうまく回す「10の認識スタイル」とは?

職場における人間関係の悩みは、いつの時代にもついてまわるものです。価値観が大きく違う、さまざまな世代が集まる会社という場。人間関係の摩擦は、当然生まれるものであるといえるでしょう。 飯塚健二著『「職場のやっかいな人間関係」に負けない法』 より、職場の人間関係をうまく回していくための考え方をご紹介します。

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2020.3.4

人間関係の問題解決には戦略が必要

人間関係の問題というのは、とても複雑で難しいものです。だからこそ、その問題を解決するためには、それに負けない「戦略」が必要です。
3ページより引用
株式会社新経営サービス人事戦略研究所マネジャーであり、iWAMプラクティショナートレーナーの著者。大学卒業後は、独立系システム開発会社で、SE・人事・経営企画等に携わり、大手金融系シンクタンク等に従事してきた経歴を持っています。
これまでに4つの会社を経験し、幾度となく人間関係に悩んできたという著者ですが、それだけ働く人にとって人間関係にまつわる悩みは大きいものであるといえるでしょう。
どんな職場にも、やっかいな人間関係というものは何かしらあるものです。
上司と部下、同僚同士などで、「なぜ、あの人は出しゃばるのか」「なぜ、あの人はなかなか動かないのか」などといった思いは交錯。その関係性や内容は、複雑に絡み合っています。
本著では、「iWAM(アイワム)」という考え方が紹介されています。人間関係の問題を解決するためには戦略が必要であり、自分だけではなく相手の個性や特性を知っておかなくてはいけません。そのために役立つのが、「iWAM」だというのです。
「iWAM」は、ベルギーで開発された認知科学をベースとして考え方です。
職場で使う言葉に着目し、その人がどのように考え、感じているのかを分析、体系化したものだといいます。
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自分と人の個性を理解する

「iWAM」では、16パターンの認識スタイルがありますが、本書では、特に役立つ、使える、とわたしが考える次の10の認識スタイルを取り上げて解説をしていきます。
44ページより引用
「iWAM」は、世界各国でさまざまな使われ方をしていると著者はいいます。
たとえば、採用時のスクリーニングとして、自社にあった人材採用に活用したり、コーチングとして、クライアントのモチベーションアップや成長に活用したり、といった内容が紹介されています。
「iWAM」には、16パターンの認識スタイルがありますが、本著では特に知っておくべき10の認識スタイルが取り上げられています。
1 主体性
2 方向性
3 判断基準
4 選択理由
5 スコープ
6 コミュニケーション時の焦点
7 責任所在
8 変化・相違対応
9 時間基準
10 ルールの適用
どの部分を重要視していて、得意・不得意としているかによって、行動が違ってくるということは一目瞭然です。
ポイントは、「自分とあの人の同じ点や違う点を知ってそれを受け入れること、そしてその人の個性を理解してそこを伸ばしたり、相手に合わせたり、お互いに補ったりすること」なのだとか。この認識スタイルを学ぶうえで、2つの注意点があるようです。
一つ目は、認識スタイルは環境や状況によって変わりうるということ。同じ職場でも、何かが少し変わることで、その人の考え方や感じ方も変わってくるということは当然でしょう。
二つ目は、認識スタイルは変えることができるということ。先天的であったり固定的な性格ではなく、考え方や感じ方のクセであることから、変えることが可能であるというのです。
そして、最初の一歩は、自分のためにならない喋り方をやめて、ためになる喋り方を意識することだといいます。
正しい言葉を使い、問題を別の角度から捉え直すことで、ものの見方や世界との関わり方は、劇的に変わってくるのかもしれません。
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